青い紫陽花のblog

唐突に、ブログをはじめたくなりました。たぶん雑記になると思います。

歴史ってフィクションだよね

学校で習う歴史って、完全にフィクションだ。

いわゆる“アラフォー”になって、今さらながら気付いた。

 

学校の歴史で、教師が“江戸時代は武士が農民をいたぶる、悪い時代だった”

“武士階級は農民を殺しても罪にならなかった。だから人権のない時代だった”

“女性は人身売買の対象で、権利は全くなかった”

 

そんな“歴史”を習わなかっただろうか?それが“事実”だと思わされていなかっただろうか?

 

100%フィクションである。

その教師の、主観的妄想的作り話だ。

 

だって、考えてもみて。

 

あと100年の後、学校で歴史の教師が、生徒を相手にこんな授業をする。

 

“今日は平成の時代を学習します。教科書23ページです。この時代、風俗産業で働きながら子供を育てているシングルマザーがいました。一方で「ニート」と呼ばれ、まったく働かず、家でゲームばかりしている人たちがいました。このように平成時代の人々は、他者に対する思いやりがなく、人権の概念もありませんでした。平成は日本の暗黒時代でした”

 

こんな感じの授業がされたとする。

実際に平成の時代に生きてる私たちからすれば、100%ウソだろ。「ふざけんな!勝手に解釈するんじゃねえっ」て叫びたくなるだろ。

 

そりゃあ、風俗で働いて子供を養っているシングルマザーもいるだろう。ゲームばっかりやってるニートも確かにいる。

 

けれど、“人権感覚のない暗黒時代”は完全に主観的なフィクション、もっといえば捏造だ。

そもそも一億数千万人の人間が作る時代と歴史を、たった数行でまとめられてたまるか。

 

“江戸時代は武士が農民をいたぶる、悪い時代だった”

“武士階級は農民を殺しても罪にならなかった。だから人権のない時代だった”

“女性は人身売買の対象で、権利は全くなかった”

 

きっと、江戸時代の人が読んだら「なんじゃこりゃ!ふざけんなよ!!」って叫ぶだろうな。

 

そこに何の真実もないから。

 

戦前は皇国史観が正しくて、戦後は真っ先に否定された。

現在の政治体制を支持するのに都合のいい事実をピックアップして、都合のいい解釈をする。

それが学校で、勿体ぶってご教授される“歴史”だったんだな・・・

 

嘘っぱち だ。

なんだか、気付くの遅すぎたったかな?